ISASにてFADSシステムの風洞実験を実施しました 2023.12.13~19

2023年12月13日~19日にJAXA/ISAS(相模原キャンパス)にて,惑星環境風洞設備をお借りし,本研究室が開発した差圧方式のFADS (Flush Air Data Sensing)システムを用いた風洞試験を行いました.

FADSは表面に開けた複数の微小な圧力孔から表面の圧力分布を測定し,迎え角や横滑り角などの飛行に必要なエアデータを推定するシステムです.これにより,従来手法では推定が困難であった超音速のエアデータを推定も可能になります.

今回の試験で得られた圧力分布によりFADSシステムの較正を行いました.また、正確なエアデータ推定ができることを確認しました.

 

FADS風洞模型

惑星環境風洞設備

風洞試験の様子(この状態で風を流して試験します!)

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